英語の語彙不足を解消!Goodbyeを言い換えてみよう
英語のgoodbyeは複雑で、心からの悲哀に満ちたものから、友だちの間の何げないものや、同僚間のあらたまったものまで、さまざまなタイプがあります。
まさに、二度と会うことがない人にも、明日また会うひとにもgoodbyeということができるのです。
色々な感情や状況が入り組んで関わり合っていますから、英語にgoodbyeというためのたくさんの言葉があっても不思議ではありません。
それぞれのgoodbyeの言い方は違った感情を表しますし、状況ごとに別の言い方が存在します。今回は、別れを告げる英語のレパートリーを増やすために、もっとも頻度の高いgoodbyeの言い方をご紹介しましょう。
【あらたまった場面でのgoodbyeの言い方】
ここでは、職場やあまりよく知らない人の間などの、あらたまった場面で使える例をご紹介します。
goodbyeそのものは、別れを告げるときに特にあらたまった言い方ですが、形式ばらない状況では、通常ただbyeと短縮されます。
Have a good day/have a nice day
これは、アメリカでよく耳にしますが、誰かに別れを告げる言い方としては、きわめて世界共通の礼儀正しい表現です。
同僚や従業員や顧客など、あまり親しくない人に別れを告げるときに使う表現です。
dayの部分を会話に合わせて変更できますから、下記のようにさまざまに使うことができます。
Have a nice:
Weekend (Have a good weekend)
Holiday (Have a good holiday)
Meeting (Have a nice meeting)
Lunch (Have a nice lunch)
Take care
この表現は、友だち間の形式ばらない状況でも使われますが、他人の間で使われることが多いです。
かなりあらたまった礼儀正しい別れの告げ方で、相手にポジティブな感情を抱いていることを示す表現ですから、好きではない人には絶対に言いません!
【くだけた場面でのgoodbyeの言い方】
もっとくだけた場面や、友好的に親愛の感情を表したいときには、次の表現を使うことができます。
Bye!
別れを告げる言い方として圧倒的に一般的なのは、単にgoodbyeという単語を短縮したこの表現です。
byeという単語を使って自分をはっきり表現する重要な鍵は、自分の感情にまかせて発音ができるところです。
別れたばかりの彼氏や彼女にドアをバタンと閉めるときに、”I never want to see you again! Bye!”と叫ぶこともできますし、明日会うことになっている親友に、明るく弾んだ声で”Bye!”と言うこともできます。
重要なのは言い方ですから、さまざまな感情を込めて声を出して練習してみましょう。
See you later!/See you!/Later!
これを見れば、英語を話す人たちが言葉を短縮するのがどれだけ好きかがおわかりいただけると思います。
この3つの表現は、どれも非常に一般的な別れを告げる言い方で、主に友だちや家族の間で使われますが、初めて会った他人でも、ウマが合ってもう一度会うだろうという人には使うことができます。
表現が短ければ短いほど、もっとくだけた言い方になります。
It was nice to see you again/It was nice to see you/Nice to see you
これもまた短縮可能な表現ですが、主にお互いに知っているけれどもあまり頻繁には会わない人同士で使われます。
毎日会う親友に「あなたにもう一度あえて嬉しかったです。」とは言いませんからね。相手に今後しばらく会えそうもないときに使う傾向が強いです。
【スラング英語でのgoodbyeの言い方】
そして最後に、友だちと一緒にいるときに使える表現です。
もっとも口語的でくだけたgoodbyeの言い方ですので、どの表現を使っても職場の上司に使うのは良くないかもしれませんが、友だちなら気にいるはずです!
Catch you later/check you later/smell you later
これらはsee you laterと同じ意味ですが、もっと楽しい表現です。
smell you laterは、大人よりも子どもが使うのをよく耳にする表現ですが、大人も友だちに冗談で言っているのをたまに聞くことがあります。
Peace out!
ときには短縮されて単にpeaceになることもありますが、これはpeace be with youとgoodbyeを同時にいっているようなものです。相手の幸福を願うという意味で、ちまたで話されているスラングやヒップホップ界でよく使われている表現です。
Take it easy
これはリラックスしろという意味ですから、この場合のgoodbyeは相手の幸福を願い、相手にもう一度会うまで素敵で気楽なときを過ごして欲しいといっているのと同じことです。take careと似ているように聞こえますが、はるかにくだけた表現です。自分のおばあちゃんにtake careということはできますが、よほどいけてるこだわりないおばあちゃんでない限り、take it easyとはいえません。
さあ、これであなたも今後別れを告げるときに、goodbyeだけに頼らずにすみますね。英語を話す人がお互いに使っている単語や熟語をほかにも読んだり聞いたりしたことがありますか?
慣れてきたらオンライン英会話で先生にも使ってみましょう!
お気に入りの表現はありますか?下のコメント欄から教えてくださいね。では、we gotta go!(We’ve got to go – もう一つgoodbyeの言い方です!)