【発音も一緒に覚えておきたい】ファッション用語5つ
ファッション界は残酷で手厳しい世界。
ショーのステージに昨シーズンのドレスでやって来れば隙を見せることになり、ひどい軽蔑や冷笑に晒されます。少し厳しいですが、ファッション界で通用するためには、デザイナーの名前やファッション用語の英語の発音を間違うのは許されません。
しかし困ったことに、ファッション界で耳にする単語の多くは外国語なので、ネイティブにとってさえ難しいことが多いのです。ファッション用語はさまざまな外国語から借用されていますが、特に多いのはフランス語とイタリア語からです。この二か国は、常に最新ファッションの中心で、長い歴史があり、世界でも名だたるファッションブランドであるドルチェ&ガッバーナ、プラダ、シャネルといったブランドの本拠地でもあります。
1. Christian Louboutin
発音: Krees-tyah loo-boo-tah
フランス人のデザイナーの名前で、靴業界では特にホットなブランドです。
ルブタンの靴底は光沢のある赤で塗られており、キャットウォークやレッドカーペットですぐに見分けることができます。この靴を履いて出かけたことがない大スターはいないはず。
2. Vintage
発音: Vinn-tij
これはデザイナーの名前ではなく、過去20年ほどにわたってきわめて人気のあるファッションのトレンドのことです。
ヴィンテージファッションとは、過去の服装やスタイルのことです。もしあなたが1960年代のワンピースや1970年代のベルボトムパンツを持っていれば、ヴィンテージの洋服を持っているということになります。最近では、ヴィンテージの洋服屋、ブティック、市場といったお店がどんどん増えていますが、これらの場所はすべて使い古しや中古の服を売っています。
3. Haute Couture
発音: Oat ku-toor
ファッション業界で使われる単語の発音でもっともよく間違われるのがフランス語の表現です。
この単語の最初のhは、ほかのフランス語と同じく、無音ですので完全に無視してください。
フランス語はとても柔らかい言語で、文字を流し読みすることが多くなります。こういったフランス語の表現は絹のように舌を滑らせる必要があります。
そもそもhaute coutureとは何のことかご存知ですか?フランス語でhauteは「高い」もしくは「洗練された」という意味で、coutureは「裁縫」という意味ですが、現在では非常にファッショナブルなデザイナーズブランドの服をデザインする業界を意味しています。オートクチュールとは、お店やブティックで見つけることができるような、手が届く価格のデザイナー服のことではなく、基本的にはキャットウォークで見かけるような信じられないほど値段が高いデザイナー服を表す用語です。
4. Ruching
発音: Roo-shing
これは、布地を一ヶ所に集めて質感を作り出すときに使われる仕立て技術の一種を表すファッション用語です。布地は一ヶ所に集められるように縫い合わせられます。
ドレスやブラウス、スカートやジャケットの裾に沿ってよく用いられる技術で、服に細部の装飾や形を付け加えることができます。
5. Ombre
発音: Omm-bray
これは最近の流行仕掛け人たちが髪型を説明するときに初めて使ったファッション用語ですが、今では服装にまで広がっています。
要するに、色の濃淡のグラデーションを意味しています。つまりombre hairとは、毛根が暗い色で毛先に向かって明るくなる髪型のことです。
布地も同じように染めることができ、最近だんだんと流行ってきています。でもどうしてombreなのでしょう?ombreは、「陰影を付ける」という意味のフランス語ombrerに由来しているからです。
英語で発音するのが難しいと感じるファッション用語はありましたか?
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