ギャップイヤーを楽しく海外で過ごすには?
ギャップイヤーとは、高校卒業から大学入学までの1年間、または大学卒業から社会に出るまでの期間に旅行やボランティア活動、語学留学をすることです。
ギャップイヤーの計画を立てるのはとても楽しいですし、スキルを磨いて流暢に英語が話せるようになっておけば、ネイティブでなくてもサマーキャンプで働いたり、海外でスポーツや英語を教えるといった幅広い分野でのさまざまな素晴らしい機会があります。
今回は、自分の英会話を仕事に生かしたい人、世界を探検するのが好きな人のために、ギャップイヤーを海外で楽しむ方法をご紹介しましょう。
英語の流暢さの重要性
英語を教えながら旅行をしたい人には流暢さが求められます。
海外での英語教授にはTEFL、ESOL、CELTAといった資格が必要な場合がほとんどです。英語を母語としない人で、こういった資格を持っていないと有給の仕事を見つけることは難しいかもしれません。
海外で語学留学をしながら、旅行中に資格を取ることを組み合わせてもいいかもしれません。英語を教える資格が取れる講座は世界中のさまざまな国々で実施されていますから、海外で英語を教える資格を取得するのは簡単です。
有給の仕事とボランティアの仕事
学校や大学で英語を教える有給の仕事はネイティブ向けであることが多いのですが、国によっては、第二言語として英語を話す人にもチャンスがある場合があります。
教室で教えるよりも楽しい環境のほうがいい人には、サマースクールやカルチャーセンター、子どもたちの休暇キャンプなどで、お世話係の仕事を探すのもいいかもしれません。こういった場所では学年末になると新しいスタッフを募集していることが多いですから、見逃さないようにしましょう。
注意すること
仕事を決めるときには、自分が応募する仲介業者や学校によい評判や、しっかりした実績があることを事前によく調べましょう。過去に給料の支払いや、帰りの飛行機代の支払いなど契約上の取り決めに伴う問題が起こっていないかどうか、そして、外国人が子どもを教えることについての制限事項がないかについても確かめておきましょう。
仕事の条件ができすぎた話に聞こえるときは、問題のあるケースかもしれませんので注意して情報を把握するようにしましょう。
自分の国で英語を教えるという選択
自分の国で子どもたちに英語を教えることもできますが、地元にとどまるのではなく、別の地方や以前に旅行して気に入った地域で教えることも楽しいでしょう。比較的地元に近い場所で教えると、時間とともに伸びていく生徒を目にすることができる、とてもやりがいのある経験が積めます。